2012年4月7日土曜日

ブレーメンの音楽隊?

ある家に

もともとはガラスの
洒落たポットだった
けれど

ポットが割れて
残されてしまったガラスのフタ


いくつもあって困るわと
のけ物にされた
計量カップが二つ


何年経っても一度も出番が
なかったミニトング

がありました。

それぞれ次の燃えないゴミの日
火曜日に
捨てられることに
なっていましたが…

計量カップを重ねその上に
ガラスのフタをおき
重ねたカップの隙間に
ミニトングをさしてみると

:*・゚ヾ(*´∀`*)ノ:*・゚

なんということでしょう!

角砂糖入れにピッタリではありませんかっ!

この家の人は
毎朝、珈琲に
角砂糖一個を入れるのですが

タッパはあけるのが面倒
袋のままでは見た目が今イチ
お客様用の入れ物は
少ししか入らないので
今ひとつ…

毎朝この
どこにも売っていない
角砂糖入れを
誇らしく思った
家の人は

あろうことか
とうとうブログにまで
載せてしまったという
お話でした。

おしまい






2012年4月4日水曜日

バイバイ! Bye-bye!

今日は東北にいる妹に
電話をかけた。

今頃、暴風に悩まされているだろうと
お見舞いの電話だ。

昨日は北陸地方で大荒れだったから
台風ならせいぜい3~4時間もすれば
通り過ぎる感じだけれど
今までに経験したことのない
暴風が吹くから
絶対お外に出てはダメよ
を伝えておこうと思ったのだ。

東北も昨晩から風の音が凄かったようで
1歳になったばかりの
甥っ子が怖がって
眠れなかったようだ。

この甥っ子は
震災にあった時は生まれて6ヶ月
ライフラインが復旧するまでの2週間
福井の我が家で
母子4人避難してもらったので
可愛くて、可愛くて
今でもその成長が気になって
時々、電話で様子を聞くのである。

どう?正ちゃんは?

この子「地震」って覚えててね
昨日も風の音を聞くと
「じちん… じちん…」
っていうのよ。

まだマンマとかしか言えない子が
地震という単語を口にすることに
軽くショックを覚えながら

それで?と続きを促す。

「地震じゃないよ…
もうすぐしたらバイバイするからね。」

母は正ちゃんがわかる
バイバイを繰り返し
説明して寝かしつけたそうだ。

でも酷くなるいっぽうの風の音に
真夜中、正ちゃんは目をさまし…
がばっとおきあがり
スタスタと窓辺に行き

目にいっぱい涙をためて
手を振りながら
「バイバイ!バイバイ!」
と暴風に向かって
何度も繰り返していたそうだ。

安全が当たり前の日本では
なくなった今
この小さな子供までが
必死に戦っているのだなぁ

せめてこんなに小さな子供が
怖がらなくてもいいように
面白いお話を作ってあげたいと
ひそかに思う叔母なのでありました。